確かな技術が、
社会の安心を支える

N課長 技術部(営業課) 
入社15年目

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自分の仕事が、
社会の安心につながっている

私は現在、原子力発電所における「火災」や「溢水」に関する新規制基準への対応業務に携わっています。主な業務は、図面や設計資料をもとにしたリスク評価や、現場で実施される対策工事の妥当性・内容を検討する技術支援です。

業務の多くは机上作業ですが、単なる書類整理ではなく、現場の安全性をどう高めるかという極めて実践的な判断の積み重ねです。限られた情報の中で最も的確な判断を下すためには、これまでの経験はもちろん、常に最新の動向にもアンテナを張る姿勢が求められます。

出張は月に2~3回程度あり、社内外の関係者との打合せや現地確認も重要な仕事の一つです。関係部署と連携しながら、安全性評価や現場状況の確認、関係者への報告を一つひとつ丁寧に行うことで信頼を築いていくこの仕事は、原子力という繊細かつ重要なインフラ分野において非常に責任のある立場だと実感しています。

特に印象に残っているのは、NRA(原子力規制委員会)との技術審査に携わったプロジェクトです。限られた期間内で膨大な資料の作成・精査を行い、チーム全体で幾度となく議論と調整を重ねた結果、無事に再稼働に貢献することができました。社会にとって不可欠なエネルギー供給を、裏側から支える役割に大きなやりがいを感じています。

若手の挑戦を支えるのも、
今の自分の役割

課長という立場になり、今では自分の業務だけでなく、若手の育成やチーム全体のマネジメントにも力を入れています。技術的な業務はもちろん重要ですが、それ以上に“人が育つ仕組み”を作ることが、組織全体の安定性と持続力に直結すると感じています。

若手に業務を教える際は、その人の理解度や性格に応じて説明の順序や任せ方を工夫するようにしています。簡単な業務から段階的に任せ、徐々に難易度を上げていくことで、本人に「できた」という実感を持たせることを意識しています。

私自身も入社当初は分からないことだらけでしたが、実務を通じて学び、電力会社OBの方からの指導も受けながら成長してきました。とくに、展開接続図を読み解きながら設備動作を理解し、適切なケーブルや信号経路を特定するスキルは、時間をかけて身につけたものです。今では、その技術が社内での評価や信頼につながり、後進の指導にも役立っています。

また、当社では研修制度も充実しており、必要な講座は会社負担で受講できます。私は若手向けの技術研修プログラムの企画にも携わっており、次世代を育てる環境づくりにも貢献しています。将来的には、技術的な専門性をさらに深めながら、チームとしての総合力を引き出せるリーダーとして成長していきたいと考えています。

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